こんにちは、またまた「田舎で働き隊」のK,Nです。
今年は雪が多かったようですね。
僕は生まれてからずっと東京暮らしだったので、丹後レベルの雪は初体験。
普段は、有機野菜農家の「梅本農場」さんで研修生させてもらっているのですが、
雪の中から大根や人参を掘り出すのは、なかなか骨の折れる作業です。
腰が痛い。。。
さて僕の今回の任務は、エコネット丹後が市内各地で開いている
「田舎で出来るエコ技セミナー」のお手伝い。
まずは開催場所の「久美浜町鹿野公民館」に到着。
入口のポストがいい味だしてますね。
さあ平日午後2時からのセミナーに何人の方が参加してくださるのかな?
なんと24名もの地域の方が聞きに来てくださいました!
まずは、O君から
・エコネット丹後がどんな団体なのか
・生ゴミ回収事業について
・生ゴミからでる液肥の利用方法
などについての説明です。
今回初めて講師を担当したO君でしたが、
さすが、生ゴミ回収担当者!
現場を知っている人ならではの簡潔かつポイントを押さえた説明でした。
続いては、M君から
・京丹後の森林、竹林の現状
・竹林の整備と竹の再利用
・たい肥の大切さ
などについてのお話です。
「さて問題です
京丹後全体の面積に占める森林率は次のどれでしょう?
1、5割
2、7割
3、8割
みなさんどれだと思いますか?」
とさっそく京丹後クイズの出題です。
みなさんはどれだと思いますか?
答えは74%だそうです。
ん、2と3の間ですね。。。
地域のみなさんはほぼ全員が2か3だったので正解でした。
その中で天然林が7割とのこと
ふむふむ勉強になります。
(ちなみに日本の森林率の平均が66%で
その中の天然林の割合が5割だそうなので、
京丹後は森林も多くて、天然林の割合も多い自然の豊かな地域なんですね。)
さらに、山や畑の表土がどんどん雨に流されている話
なんと世界で年間240億トンもの土が海に流れているとか!
数字が大き過ぎてピンときませんが、とにかくたくさんですね。
表土が流れるということは、栄養分も流れてしまって作物にもよくないし、
川も海も浅くなってしまうし、いろんなマズイことがあるとのこと。
なので、畑の表面の土が流れないように、たい肥を撒いたほうがいいです
という話でした。
などなど、ここには書ききれないいろんな勉強になる話を聞いているうちに
約1時間はあっという間過ぎていました。
M君の熱心な話ぶりが参加のみなさんにも伝わったのか
話が終わると、みなさんから暖かい拍手をいただきました。
セミナーに参加してくれた方へのお土産は
お花と、竹粉たい肥です。
用意したのが20セットだったため、何人かの方には
お花か竹粉のどちらになってしまいましたが、
皆さん喜んで持って帰ってくださいました。
満員御礼、大盛況のセミナーでした!
ありがとうございました!