皆さん、こんにちは!
みみずです。
みんな、おいしいもの食べていますか?!
12月15日に未来の食卓研究会主宰の菜園づくり連続ワークショップ第5回~だいどこ編~を行いましたので、ご報告いたします。
参加者:24名
今回は、
①メニューごとに食べたい野菜を決める。
②菜園で収穫して調達。
③子どもたち中心に、みんなでお料理。
④会食。
⑤おやつ食べて懇談(子供は遊ぶ)。
という流れで行いました。
満足度は高かったようで、「またやりたいね」という声を多数いただきました。
*参加者の声の詳細は後段へ。
◆写真中心に報告です♪
まずは食材をオーガニック菜園へ採りにいきます♪
こちらは人参チーム。
おいしそうな人参が獲れたね♪
こちらはごぼうチーム。
ごぼうの収穫は体力勝負?!
なんか面白い形。笑
「獲りやすいごぼうだったよ」
ごぼうチーム、みんないい笑顔です♪
こちらは大根かぶらチーム。
初めてのかぶら収穫?
満足♪
コカブのひょろっと伸びた根を見て、
「この細い根だけで勝負しているんだ!すごい!」と驚く川内さん。
「へぇー」と興味深々。
収穫が終わり、材料を持ち帰って調理開始。
子どもたちが中心になってご飯とお味噌汁を作ります。
お姉ちゃんたちが率先してやっています。
こちらは大人チームで、おかずをつくります。
「楽しいねー」と和気あいあい、本当に楽しそうでした。
ヨーグルトの乳酸菌の力を借りてご飯をつくるはずが・・・。
子どもたちのつまみぐいの餌食になっちゃいました。
親子でお料理。
こちらも親子で・・・じゃなくて師匠と弟子でした。
(どちらも料理の腕は素人離れしてます)
みみずの提案により始まった銘々膳での食事。
配膳も子供たちがやります。
「なんか、旅館の仕事してるみた~い」
ごはんを土鍋で炊きます。
蒸し野菜!
これがうまいんですね~。
まだ完成じゃないのですが、見本用に盛り付けしてみました。
「いただきまーす」
子どもたちの声かけで楽しいお食事。
ちなみに、楕円形にお膳を並べる案を出してくれたのも子供です。
この後、豆の砂糖がらめとお茶をいただきながら、振り返りをして、終了しました。
豆は都倉さんの豆です。
◆参加者の感想コーナー
・例え親がいなくなっても自分で生きていけるように、子供がお台所に立つ時間を少しでも増やしたい。また、ジャーがないとご飯が炊けないのではなくて、土鍋と火を使ってご飯を炊く、その時のいろんな音や匂いを楽しんでもらいたい。
・本当に贅沢な会だと思います。
・すごく良かったです。何回でもしたい・・・。
・子供となるべくお台所にいる時間をつくりたいと思った。
・自分の中で小さい頃にこのような体験をしなかった。多くの子供たちにこのような体験をさせてあげたい。
・食べること、基本的なことだけれど、おろそかになっている。当たり前に命ある食べ物をいただくという日常をつくっていきたい。
・都会の人に「(その仕事をしていて)食べていけるのか?」と質問され、食べるってなんだろうと考えていた。お金を稼いで食料を買うだけなのか、と。食べ物やエネルギーがお金で買うことが難しいなら自分でつくればいいじゃないかと思う。
・収穫して食べる、それが好き。豊かだし、楽しい。子供がいることのカオス感、先が読めない感覚も楽しい。
・子供を無理やり連れてきて良かったと思う。
・今日うれしかったのはプラごみがほとんど出ないこと、野菜の旬を子供たちがわかってくれていたこと、肉・魚がほとんどない料理に子どもたちが満足してくれることがうれしかった。山から落ち葉を拾って土が少しずつできて、野菜を育てて調理して、たくさん時間をかけて頂くのはほんのわずかな時間。その流れに感謝できる人の輪が拡がっていくといいなぁと思う。
・ひょんなきっかけで土鍋を使い始めたら最初毛嫌いしていた父親の方がはまって自分で土鍋でご飯を炊くようになった。
・本来はワークショップじゃなくて家庭の中でこうした当たり前のことを受け継がれていくべきだと思う。お金に頼らないで生きていくこと、人が育つワークショップをしていきたい。
・多種類野菜を育てていることに感動しました。お野菜作りを学ばきゃと思いました。お膳にお料理が並んでいるだけで、伝わってくるものがある。
・うちでは小1になったらご飯とみそ汁の作り方を教えている。共働きなどでこうしたことができない家庭のためにも学校行事などで、野菜本来のおいしさが味わえたり、楽しめる取り組みがあったらいいなぁと思う。
・こうしたご近所さんや仲間が2カ月に1回ほど集まって食事をする、楽しむ場は昔の風習でもあった。家庭だけでできないことをこういう場を通じて一緒に学んでいく、楽しんでいくことは良いことだと思う。
・今日いるメンバーではなく、ここに来れないような、本来私たちが伝えたい人たちに伝えるために公教育に携わる人たちと一緒にやっていくことが大切だと思う。
・子供がたくさんいて、その場にいれることがうれしかった。
・食べることが作業ではなくて、生きる喜びになっていく。そういうことを子供たちが感じられるようにしていきたい。
・食の基本がきちっとしている地域の小学校はそうではない地域の子供たちと比べて受け答えが生き生きしていた。全ての子供たちがそうなっていくように大人たちの働きかけは大切だなと思う。
・親子行事などで行う食育菜園はレベルが低いというか、担当者の人の能力や趣向次第で内容がまちまち。他の行事の内容と併せてて時間がきちきちだったり、収穫をあげるため?に白い粉を畑にふっていたり。そのあたりが問題だと思う。
以上
◆ワークショップのご報告